
サービス内容とよくあるご質問(Q&A)
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訪問看護
看護師などの医療専門職が利用者の自宅を訪問し、病状の観察、医療処置、服薬管理、リハビリテーション、終末期ケアなどを行うサービスです。主に医師の指示に基づいて提供され、病気や障がいを抱えた人が住み慣れた自宅で安心して療養生活を送れるよう支援します。高齢者だけでなく、小児や障がい者、難病患者も対象となります。医療保険や介護保険、生活保護などにより利用可能です。

02
訪問リハビリテーション
理学療法士や作業療法士などの専門職が利用者の自宅を訪問し、日常生活の自立を目指したリハビリを提供するサービスです。身体機能の維持・回復、生活動作の改善、福祉用具の選定や住環境の整備に関する助言などが行われます。主に介護保険制度に基づき、主治医の指示のもとで提供され、高齢者だけでなく障がいや病気を持つ方も対象となります。住み慣れた環境で安心して生活できるよう支援します。

03
医療的ケア指導チーム
医療的ケア指導チームは、喀痰吸引や経管栄養などの医療的ケアが必要な方に対して、介護士や支援スタッフ向けに専門的な指導を行うチームです。医療や看護の知識・技術を持つスタッフが、実践的で安全なケア方法を丁寧に指導し、現場での不安や負担を軽減します。特に喀痰吸引等は法的に定められた研修が必要であるため、正しい手順や判断力を身につけることが重要で、利用者が安心して生活できるよう、支援体制の質を高めることを目的としています。

04
自費サービスのご案内
急な見守りなど、ご家族のご都合に合わせた自費サービスも提供しております。訪問看護の自費サービスは、医療保険や介護保険の適用外となる内容について、利用者の希望に応じて提供するサービスです。例えば、外出支援、長時間の見守り、旅行時の医療的サポートなど、保険では対応できない柔軟な支援が可能です。看護師など専門職が対応するため、安心してご利用いただけます。ご家族の負担軽減や在宅生活の質の向上を目的とし、ご希望に合わせて内容や時間を調整できます。詳細については、お気軽にお問い合わせください。

さまざまなご質問お答えします
以下は、訪問看護ステーションYou&Iゆうあいをご利用頂くにあたり、Q&A形式でよくあるご質問をまとめております。参考までにご確認ください。
なお、他のお問い合わせなどもお気軽に受け付けております。
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訪問看護とはどのようなサービスですか?
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訪問看護は、病気や障がいを抱えながらも住み慣れたご自宅で生活することを希望される方のために、看護師やリハビリ専門職がご自宅を訪問し、療養生活を支援するサービスです。健康状態や病状の管理、治療上の看護、リハビリテーション、ご家族への相談・助言、そして終末期のケアなどが含まれます。主治医やケアマネージャーなど多職種と連携しながら、利用者様一人ひとりに合わせた最適なケアを提供します。
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訪問看護ステーションYou&I ゆうあいでは、どのような専門職が配置されていますか?
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訪問看護ステーションYou&I ゆうあいには、主に看護師(保健師、助産師、准看護師などを含む専門職)が在籍していますが、訪問看護ステーションYou&I ゆうあいでは理学療法士、作業療法士といったリハビリテーションの専門職が在籍しています。
訪問リハビリサービスなども提供しており、これらの多職種が連携し、利用者様の身体機能の維持・向上や日常生活動作の訓練、嚥下機能のリハビリなど、幅広いニーズに対応しています。
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訪問エリアはどこですか?
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宇都宮市内全域とその周辺地域になります。
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高齢者しか利用出来ないのですか?
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訪問看護ステーションYou&I ゆうあいは、高齢者に限らず、すべての年齢層の方が利用可能です。訪問看護は、医師の指示のもとに看護師などが自宅を訪問して、必要な医療的ケアや支援を提供するサービスです。利用できる対象者には次のような方が含まれます:
💡 利用できる方の例
高齢者:介護保険を利用して、慢性疾患やリハビリ支援など。
小児・若年層:先天性疾患、難病、医療的ケア児など。
中高年の方:がん治療中、脳卒中の後遺症など。
精神疾患をお持ちの方:統合失調症、うつ病などで通院が難しい場合。
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訪問看護とはどのようなサービスですか?
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訪問看護ステーションYou&I ゆうあいは、病気や障がいを抱えながらも住み慣れたご自宅で生活することを希望される方のために、看護師やリハビリ専門職がご自宅を訪問し、療養生活を支援するサービスです。健康状態や病状の管理、治療上の看護、リハビリテーション、ご家族への相談・助言、そして終末期のケアなどが含まれます。主治医やケアマネージャーなど多職種と連携しながら、利用者様一人ひとりに合わせた最適なケアを提供します。
・健康状態・病状の管理: 血圧、体温、脈拍の測定、病状の確認や悪化予防のための助言、食生活や運動に関する指導など。
・リハビリテーション: 筋力・持久力訓練、日常生活動作訓練、外出のための訓練など、専門職によるリハビリ。
・医療処置・治療上の看護: 主治医の指示に基づき、注射、採血、点滴、床ずれの処置、たんの吸引など。
・ご家族への看護相談・助言: 介護方法の指導、病気や看護に関する知識の提供、住宅改修や福祉用具導入に関する相談など。
・終末期のケア: 痛みの緩和や精神的なケアなど、ご自宅で穏やかに最期を迎えるための支援。
・認知症・精神疾患のケア: 生活リズムの調整、介護相談、服薬管理など。
・その他: 緊急時対応、意思決定支援、在宅療養に必要な支援全般。
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ホームヘルパーと何が違うのですか?
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ヘルパーは生活面での支援を行えますが、医療行為を行うことはできません。 訪問看護ステーションYou&I ゆうあいでは、専門の看護師が医師の指示のもと症状の観察や処置、診療の補助業務、カテーテル等の管理などの医療行為を行い、また、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がリハビリを行うことで在宅療養を充実させることが可能です。
訪問看護ステーションYou&I ゆうあいと、訪問介護サービスみんなの介護You&Iは、どちらも自宅でサービスを受けられる在宅支援ですが、提供する内容やスタッフの資格や目的が異なります。
以下に違いを分かりやすくまとめました。
🏠 訪問看護ステーションYou&I ゆうあい(訪問看護)項目 内容 提供者 看護師、保健師、理学療法士など 主な対象 医療的ケアやリハビリが必要な方(全年齢) 内容 血圧・体温測定、点滴、褥瘡処置、服薬管理、リハビリなど 保険制度 医療保険または介護保険(医療的処置が必要な場合) 利用条件 医師の訪問看護指示書が必要 目的 医療管理・病状観察・回復支援・終末期ケアなど
🧹 訪問介護サービス みんなの介護You&I ゆうあい(訪問介護)項目 内容 提供者 介護福祉士、ホームヘルパー(訪問介護員) 主な対象 要介護認定を受けた65歳以上の方 内容 食事、入浴、排泄介助、掃除、洗濯、買い物など生活支援 保険制度 主に介護保険 利用条件 ケアプランに基づくサービス提供 目的 生活支援・身体介護による自立支援
📝 ポイントまとめ- 訪問看護ステーションYou&I ゆうあい=医療的ケア・専門的な看護
- 訪問介護サービス みんなの介護You&I ゆうあい=日常生活の支援や身体介護
これらは併用も可能で、多くの在宅療養者が両方を組み合わせて生活支援+医療支援を受けています。
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緊急な時も対応してもらえますか?
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当ステーションでは緊急時に24時間つながる体制を整えています。この体制があることで、自宅療養中でも安心して暮らすことができ、特に在宅でのターミナルケア(終末期医療)などでは非常に重要な支援になります。 体調が悪い時、ご不安な際に、ステーションの営業時間外や土・日・祝日にも担当の看護師がご案内している電話番号に相談できるサービスです。
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緊急時のみお願い出来ますか?
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申し訳ございません。緊急のみの利用はありません。通常の訪問を行い、平常時の状態を把握した上での緊急対応となりますので、最低でも月に1回の定期訪問が必要です。
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家族が留守でも訪問してもらえますか?
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はい、ご家族が留守でも訪問看護ステーションYou&I ゆうあいの看護師が訪問することは可能です。ご不在時の対応や注意点など、詳しく解説いたします。
🏠 ご家族不在時の訪問について
✅ 訪問可能なケース
利用者ご本人が自宅にいて、対応が可能な場合
鍵の預かりやキーボックスの設置などの体制が整っている場合
ご家族と訪問看護ステーション間で事前に書面等で合意がある場合📌 注意点・必要な準備
事前の同意書・契約書で「不在時訪問」に関する取り決めを明記
緊急時の対応方法、連絡手段などをしっかり決めておく
訪問看護師が安全に入室・退室できる環境の整備(鍵の管理など)🛡️ セキュリティや安心のために
看護師は訪問記録を残す(訪問時間、実施内容など)
不在時の訪問は多くのステーションで経験豊富なスタッフが対応
医療・介護の専門職として、守秘義務も徹底されていますご家族が働いていたり、日中外出している家庭でも訪問看護を継続できるように、柔軟な体制が整えられています。
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保険は使えますか?
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医療保険では、通常病院にかかる同様のご負担でご利用になれます。介護保険では他の居宅サービスと同様に費用の1~3割のご負担でご利用になれます。
訪問看護ステーションYou&I ゆうあいでは、医療保険と介護保険の両方が利用できますが、どちらを使うかは利用者の状況によって異なります。
🏥 医療保険と介護保険の違い項目 医療保険 介護保険 対象者 主に 65歳未満 または 特定疾患等のある方 要介護認定(要介護1〜5)を受けた65歳以上 利用条件 医師の指示による訪問看護指示書が必要 ケアプランに基づく訪問看護 利用内容 高度な医療処置(例:点滴、人工呼吸器)など 日常的な健康管理、リハビリなど 利用回数 制限なし(必要に応じて) ケアプラン内の限度額に応じて決定
💡 判断のポイント- 要介護認定を受けていない方は医療保険が原則
- 要介護認定を受けていても、特別な医療処置が必要な場合は医療保険が優先される(「特別訪問看護指示書」による)
📝 実際の利用例- 介護保険:慢性的な疾患のある高齢者への定期的な健康チェックや服薬管理
- 医療保険:がん末期の自宅療養、人工呼吸器装着中の利用者など
状況によっては「医療保険→介護保険への切り替え」や、「併用が必要なケース」もあります。
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生活保護をうけているのですが利用できますか?
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はい、生活保護を受給している方でも訪問看護ステーションを利用することができます。
制度上もしっかり整備されており、費用負担も免除されるケースがほとんどです。
🏠 生活保護受給者の訪問看護利用について
生活保護法には「医療扶助」「介護扶助」という支援があり、訪問看護は医療扶助の対象になります。
💰 費用について- 原則、自己負担なし(医療券の交付により公費で支払われます)
- 医療保険や介護保険と異なり、生活保護制度による支援として提供されます
📌 利用の流れ- 主治医が訪問看護の必要性を判断し、指示書を作成
- 福祉事務所に相談・申請(必要書類を提出)
- 医療券の発行
- 訪問看護ステーションとの契約・訪問開始
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自宅で点滴など受けることはできますか?
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はい、訪問看護ステーションYou&I ゆうあいでは自宅で点滴を受けることが可能です。
在宅医療の一環として、医師の指示に基づいて適切な管理のもとで行われます。
💉 自宅での点滴(在宅点滴)の特徴✅ 実施できる内容
- 抗生物質や水分補給のための点滴
- 栄養管理(中心静脈栄養=TPN)
- 疼痛コントロールの薬剤投与
- 化学療法(がん治療)※諸処条件あり
📌 実施のための条件- 主治医の指示書が必要(点滴内容・量・頻度など)
- 訪問看護師が安全に実施できる環境(消毒、手技の徹底)
- 点滴ルートの管理(末梢点滴、CVポートなど)
🏠 メリット- 通院の負担を軽減できる
- 病院と同等の処置を、自宅の安心した環境で受けられる
- 家族との時間を大切にしながら療養できる
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病院受診に付き添ってもらえますか?
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通院の付き添いは出来ません。訪問看護の提供先はご自宅のみです。通院の付き添いは制度上できない事になっています。
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ALS(筋萎縮性側索硬化症)のような難病の場合、訪問看護はどのように支援しますか?
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ALSは指定難病であり多くの場合、医療保険による訪問看護が適用されます。病気の進行に伴う全身状態の変化や合併症の予防、苦痛症状の緩和、そしてコミュニケーション支援などが重要な支援内容となります。
医療保険では原則週3回までの訪問ですが、ALSなど特定の疾患では複数回訪問が認められる加算制度があります。訪問看護師は、病状の観察と早期発見、そして利用者様やご家族が病気と共にどう生きるかを尊重し、多職種や社会資源と連携しながら包括的な支援を提供します。終末期のケアや、生命に関わる意思決定の支援も重要な役割となります。